食文化栄養学科

学科の特色

専門性を高める多彩な選択科目とフィールド学習で総合力を育成。3 年次から卒業後の活躍の場を見据え、「フードサービス・レストラン企画コース」「商品開発・流通コース」「食を通した地域振興コース」「学園内留学コース」に分かれて履修します。また、共通専門科目として、マネジメントやフードコーディネートの基礎、専門調理、デザイン、病態栄養分野などの科目も配置。さまざまな場でマルチな力を発揮できるよう、多彩な選択科目と多くの実習を配置した体系的なカリキュラムを構成しています。

卒業後の活躍の場を考えて、履修する4つのコース

フードサービス・レストラン企画コース

レストランの店舗企画、運営、メニュー開発、惣菜開発などについて専門的に学修します。レストランだけでなく、弁当や惣菜などテイクアウトも含め、総合的なフードサービスについて知識を深めるコースです。

商品開発・流通コース

工場で生産された食品などがどのようにして消費者の元に運ばれるのか。流通やマーケティングも含めて、工場生産される食品や飲料、菓子などの企画・開発を専門的に学ぶコースです。

食を通した地域振興コース

地域資源を活かした食の生産・料理の伝承、地域活性化、食情報企画の発信などに取り組むコースです。食という視点からのソーシャルデザインや、地元学についても理解を深めることができます。

学園内留学コース

2年次までの学びをベースに、3年次の1年間、香川調理製菓専門学校にて、調理や製菓・製パンのプロとしての知識や技術を習得します。将来は調理師やパティシエ技術を活かした活躍を目指します。

調理師免許を取得、またはパティシエ・ブーランジェが目指せる。

■調理師科

公衆衛生学/栄養学/レストランマネージメント/食品衛生学/日本料理基礎・応用/西洋料理基礎・応用/中国料理基礎・応用/製菓・製パン基礎/特殊調理実習/集団給食調理実習/営業調理実習/インターンシップ(校外実習)/フードランゲージ(フランス語) など

■製菓科

製菓理論/洋菓子Ⅰ(基礎)/洋菓子Ⅱ(応用)/洋菓子Ⅲ(デセール)/和菓子/製パン基礎/製パン応用/製菓科学実験実習/レストランマネジメント/製菓衛生学/インターンシップ(校外実習)/プランタン実習 など

調理だけでなく、食産業の理解も深める

パッケージ論(デザインを含む)

食品パッケージの役割や機能、食品表示、デザインについて学び、最後には実際の食品パッケージを作ります。また、包む、折る、結ぶなどの所作を通した「贈る」という行為についても考えていきます。

学内カフェの運営に携わり、現場から学ぶ

営業調理実習

学内で飲食店(カフェなど)を運営する科目です。市場調査に基づき考案した企画、メニュー、店舗デザインなどを具現化し、実際に店舗営業をすることを通じて、飲食店運営の業務とプロセスを学習します。

学生自ら社会に飛び出し興味を追求する、4年間の学習成果の集大成

食文化栄養学実習

3年次後期から4年次の1年半にわたり、学科での学びを踏まえて、自分のテーマを追究する卒業研究実習です。その一番の特徴は、学生の主体性が十分に発揮される点です。担当教員の指導のもとゼミを通して進めます。希望があれば国外に飛び出したり、企業と連携したり。得られた成果は、「食文化栄養学実習発表会」において発表します。

就職・資格

栄養学を基礎に食文化や食情報に精通しているという特徴から、幅広い活躍の場があります。
食品産業、外食産業、流通系などの業種で大いに期待されています。創造性、表現力が認められて企画や広報職に就く人もいます。調理の実力が評価され、料理教室助手、調理師学校職員になる人や、数年後に自分で店を始めた先輩もいます。本学の女子栄養大学短期大学部からの編入生は、栄養士として活躍している人もいます。例年、就職率は90%を超える実績があります。

就職(平成26年度)

職種別実績

※短大などですでに取得済みの方です。

資格

食文化栄養学科で取得できる資格。

  • フードスペシャリスト [在学中に、受験資格が得られる資格]
  • フードコーディネーター3級
  • 調理師orラッピングクリエーター3級 ※1
  • 家庭料理技能検定 [学校法人香川栄養学園の商標登録済み資格]
  • 食生活指導士 一級 [学校法人香川栄養学園の商標登録済み資格]

※1 学園内留学コース(希望者のみ、定員各10名)
食文化栄養学実習の一環として、3年次に学園併設の香川調理製菓専門学校調理師科または製菓科へ入学して取得します。

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